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スーパー耐久シリーズ NAPAC富士24時間レースレポート

2025年7月10日

スーパー耐久シリーズ 2025 第3戦 NAPAC富士24時間レース

国内最長レース“富士24時間”でPIAAサポートチームが活躍!
raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4がST-Zクラスを制覇!

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悪天候によりSCやFCYが続出するなか、サバイバル戦が展開!
ST-2クラスではENDLESS GRヤリスが3位で表彰台を獲得!

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■概要/Outline

2008年の十勝24時間レースを最後に国内での開催が見合わされてきた“24時間耐久レース”が2018年に復活。以来、国内最長レースとして定着している「富士24時間レース」が5月29日-6月1日、静岡県の富士スピードウェイを舞台に開催された。
今年で8回目の開催を迎えた同大会は、スーパー耐久シリーズの第3戦として開催され、計10クラスに総勢60台がエントリー。国内レース競技で唯一ナイトセッションが行われるイベントとなっているだけに、PIAAはライティングシステムのブランドとして国内外のモータースポーツシーンで数多くのチームをサポートしており、各クラスでPIAAユーザーが活躍していた。
なかでも素晴らしい走りを披露したのが、TEAM ZEROONEの25号車「raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4」で終始安定した走りを披露し、ST-Zクラスで優勝している。
さらにST-2クラスではENDLESS SPORTSの13号車「ENDLESS GRヤリス」が上位争いを展開。惜しくもクラス連覇は果たせなかったが、3位で表彰台を獲得した。
そのほか、ST-ZクラスではTEAM IMPULの20号車「NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z」が6位、ST-4クラスではENDLESS SPORTSの3号車「ENDLESS GR86」が4位、ST-5FクラスではチームBRIDEの4号車「THE BRIDE FIT」が5位、ST-XクラスではGTNET MotorSportsの81号車「DAISHIN GT-R GT-3」が5位につけるなど過酷な24時間レースでPIAAユーザーが上位入賞。
このように2025年の大会でもPIAAユーザーが活躍しており、PIAAのライティングシステムのパフォーマンスを改めてアピールした。

■レポート/Report

2008年の十勝24時間レース以来、国内としては10年ぶり、富士スピードウェイとしては50年ぶりとなる24時間レース「富士24時間レース」が2018年に復活。以来、スーパー耐久シリーズの名物ラウンドとして定着し、毎年のように各クラスでドラマチックな名勝負が展開されるほか、コースサイドでは多くのレースファンがキャンプやバーベキューをしながらレース観戦を楽しむなど、まさに“富士24時間”は年に一度の祭典として親しまれている。
この国内レースシーンで最長の距離と時間を誇る特別な一戦が帰ってきた。8回目の開催となる2025年の大会には計10クラスに60台がエントリー。国内のトップシリーズで活躍する主要チームおよび有力ドライバーが過酷な耐久レースに参戦していた。
富士スピードウェイは照明設備が充実していることから、ナイトセッションでも各コーナーは比較的明るく照らされているセクションもあるが、優勝を目指すチームにとってはライティングシステムの強化が必須である。そのため、WRC(世界ラリー選手権)やニュルブルクリンク24時間レースなどのナイトステージがある競技で豊富な経験、実績を持つPIAAも富士24時間で数多くのチームをサポートさせて頂きました。

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WRC世界ラリー選手権(GR YARIS Rally1)
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ニュルブルクリンク24時間(LEXUS L-FA)

なかでも素晴らしい走りを披露したのが、TEAM ZEROONEの25号車「raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4」にほかならない。予選でトップタイムをマークするほか、決勝でも安定した走りを披露。とくに夜間はバンパー内にマウントされたPIAAのLEDバーランプを武器にコンスタントに周回を重ね、圧倒的な強さでST-Zクラスで勝利を飾った。

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残念ながら、TEAM ZEROONEの26号車「raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4」はナイトセッションで他車と接触し、リタイアすることとなったが、TEAM IMPULの20号車「NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z」も予想外のハプニングに祟られながらも、バンパー内にマウントされたPIAAのLEDバーランプを武器に粘り強い走りを披露し、6位で完走を果たした。

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26号車 TEAM ZEOONE:raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4
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20号車 TEAM IMPUL:NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z

日産Z nismo GT4をドライブするドライバーいわく、『追加でPIAAのLEDバーランプを装着したことで、ヘッドライトのハイビーム使用時も手前や横方向の視認性を確保してくれたので、ハイ・ローの切り替えを極力しなくてもドライブ出来たので長時間の夜間ドライブとしてとても良かった』とのコメントもありました。

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また、ST-2クラスに目を向けるとENDLESS SPORTSの13号車「ENDLESS GRヤリス」が躍進。ヘッドライトをPIAA製の市販でも入手可能な超高輝度LEDバルブに変更したほか、LEDバーランプで横方向のライティングを行うなどPIAAのライティングシステムを武器にコンスタントな走りを披露していた。当初は標準仕様のヘッドライトのみで参戦も検討していたが、テストで確認するとヘッドライトをPIAA製のLEDバルブに交換するだけでも効果があったが、昨年の純正フォグをPIAA製バルブに替えたマシンと比較すると、今年のマシンはフォグランプが装備されていないので、やはり横方向への照射は追加ランプを装着して補うことで、全方位照射が実現し夜間走行も問題なく走行が出来たとの事。
残念ながら13号車「ENDLESS GRヤリス」はクラス連覇を果たせなかったが、それでも粘り強い走りによりST-2クラスで3位に入賞した。

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そのほか、ST-4クラスではENDLESS SPORTSの3号車「ENDLESS GR86」が4位入賞。
一方、同クラス唯一のFF車両として注目を集めたAutoLaboの290号車「AutoLabo Racing」のスイフトスポーツもフロント中央にLEDバーランプを装着したほか、バンパーの両サイドにコーナーリングランプとしてWRC(世界ラリー選手権)のRally2マシンでも使用されているLEDラリーランプを装着するなどビジュアル的にも注目され、PIAAのライティングシステムを武器に素晴らしい走りを披露していたが、予期せぬハプニングに見舞われ、ゴールをしたものの規定周回数にわずかに届かずリタイアに終わることとなった。

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290号車 AutoLABO Racing:SUZUKI SWIFT SPORTS

またST-5FクラスではチームBRIDEの4号車「THE BRIDE FIT」、ST-5RクラスではLOVEDRIVE RACINGの50号車「LOVEDRIVEロードスター」がPIAAのLEDバーランプを武器に素晴らしい走りを披露。残念ながら、ともに上位争いから後退したが、それでもクラス5位で完走を果たした。

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4号車 TEAM BRIDE:THE BRIDE FIT
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50号車 LOVEDRIVE:LOVEDRIVEロードスター

これに加えてST-XクラスではGTNET MotorSportsの81号車「DAISHIN GT-R GT-3」が存在感のある走りを披露しており、GT3のPIAA製の標準ランプキットを武器に5位に入賞した。

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8度目の開催となった2025年の富士24時間レースは、豪雨の影響によりスタート時刻が延期されたほか、濃霧の影響によりSC(セーフティカー)やFCY(フルコースイエロー)が続出し、さらにレース中盤では濃霧の影響で赤旗中断するなどハプニングが続いた。そのため、レース展開も、サバイバルな一戦となったが、それでもPIAAユーザーたちは各クラスで素晴らしい走りを披露。とくにナイトセッションで安定した走りを披露することで、PIAAのライティングシステムのパフォーマンスを過酷な長距離レースで証明した。

■ギャラリー/PHOTO GALLERY

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