PIAA HISTORY

変わらない目標は、
「カー用品でNo.1の一流ブランドになること」

PIAAの歴史
機能だけで評価されがちな自動車用部品・用品市場において、
PIAAは世界に誇れる高品質、高付加価値の商品を提供し、
お客様に価値あるブランドとして評価され、
ファンになっていただくことを目標に歩んできました。
ここではその歴史をご紹介します。

PIAA HISTORY

高度経済成長期(’60-’70年代)
創立と補修市場での事業拡大

高度経済成長期

エバーウィングロゴ

’63年にOEM大手 市光工業の補修品部門から分離独立し、株式会社エバーウィングとしてスタート。
フェンダーミラー、オイルフィルター、補修電球など補修市場からビジネスをスタートし、のちにカー用品店での一般向けビジネスを開始した。

エバーウィング当時のパンフレット
エバーウィング当時のパンフレット

5年後、株式会社エバエースに社名変更。
ワイパー、ラジエターキャップなど取り扱いアイテムを拡大。

エバエース社屋
エバエースの社屋
ラジエーターキャップパンフレット
ラジエーターキャップをアフターマーケットに提案

PIAA HISTORY

カー用品市場の勃興期(’80-’90年代)
アフターマーケットの急拡大にともない、PIAAブランドは急成長

高度経済成長期

PIAAロゴ

’81年には、カー用品店チャネルで一般ユーザーを対象にした販売に進出。
最初のヒット商品はファミリアに装着できるドアミラー。
フェンダーミラーからドアミラーへの移行期にマッチして若者の流行になった。
このときドアミラーとともに装着されたランプの商品名だったPIAAが、’83年に正式な社名となった。

ファミリア
PIAA製ドアミラー、ランプを装着したファミリアが若者の人気に

’81年、東京モーターショーに初出展。
ショーではいち早くコンパニオンを採用し、その後のトレンドを先取りした。

PIAAモーターショー
’84年東京モーターショー
PIAAモーターショーコンパニオン
PIAAガールはコンパニオンの流行を先取りした

’81年にタスカエンジニアリング、横浜ゴム、三菱自動車工業の協力によるアドバンPIAAラリーチームとしてモータースポーツ(RACラリー※現WRC)に初参戦。
モータースポーツを製品テストの場と考え、レースの負荷に耐えられるランプを開発し三菱ランサーなどに装着。抜群の耐久性と明るさで勝利に貢献した。
モータースポーツへのサポートは、のちに’86年の中嶋悟氏とのパートナーシップ締結、’88年にF-1デビュー2年目の中嶋悟氏をパーソナルスポンサード、’89年チームロータスのF1スポンサードへと発展していった。

ADVANラリー
‘81年 ADVAN PIAAラリーチーム
中嶋悟F1チームロータス
’89年 F1チームロータス
ドライバー:中嶋悟
パジェロ
’98年 パリ・ダカールラリー
三菱パジェロ

’83年には、キャリアブランド Terzo(テルッツォ)が登場。
最初の商品は強度が重要なウィンドサーフィン用システムキャリアだった。
ロゴマークはウィンドサーフィンのメッカ、ハワイ マウイ島のサンセットをイメージさせるレインボーカラー。
’84年に行われたロサンゼルスオリンピックでは、米国ウィンドサーフィンチームのオフィシャルカーキャリアとして採用された。
Terzoブランドは、ウィンドサーフィンのピーター・カブリナ、スキーのアルベルト・トンバなどトップアスリートと積極的なタイアップを行った。スポーツマーケティングの先駆的な例であった。

昔のTERZOロゴ
キャリアブランドTerzo
ハワイ マウイ島のイメージでデビュー
サーフボードキャリア
ウィンドサーフィンのレジェンド
ピーター・カブリナ
スキーキャリア
アルペンスキーのスーパースター
アルベルト・トンバ

PIAAは’83年にファッション事業にも進出。
イタリアをイメージしたスポーツファッションの直営店を全国各地に展開した。
一号店は東京白金店だった。

PIAAアパレル直営店
PIAAブティック 白金店

PIAA HISTORY

革新を続けるPIAA(’00年~)
高付加価値のカー用品を続々と市場に投入

革新を続けるPIAA

’99年、拭くだけでフロントガラスをコーティングし、雨をはじくようにする撥水シリコンワイパーを世界で初めて発売した。
このころからフロントガラスに撥水剤が使われるようになったが、従来のワイパーとの相性が悪くひどいビビリが発生することから、ビビリを解消しかつ撥水もできる商品として発売した。
撥水ワイパーは、PIAAがNo.1のシェア(自社調べ)を持つ雪用ワイパーでも展開され、氷雪がウィンドウにこびり付くのを防ぐ効果を実現している。

PIAAワイパー
世界初撥水シリコンワイパーを発売
PIAAワイパー
国内シェアNo.1のPIAAスノーワイパー

’00年には背の高い車に装着しても機械式駐車場に入れやすいルーフボックス ローライダー、
同じくルーフボックスの高さを変えられる画期的なローライダーフレックスを発売。
RV人気で車高が高い車が増えていたことから人気に。
またTerzoは車載用温冷庫などキャリア以外のアウトドア用品にも進出。

近年では、’22年の新型コロナ禍以降アウトドアブーム復活の中、ルーフバスケットがSUVのドレスアップアイテムとしてトレンドに。

Terzoローライダー
薄型ルーフボックス ローライダー
Terzo車載用温冷庫
車載用温冷庫 エクセルクール
Terzoルーフバスケット
バスケットラックは、アウトドアのドレスアップアイテムになった

’03年ツインパワーオイルフィルター発売。
メンテナンス品として地味な存在になりがちなオイルフィルターだが、機能の向上のみならず製品デザインにも注力して高付加価値商品に。

同様の試みは後にエアコンフィルターでもおこなわれ、ビタミンCを放出するエアリーCや、
静電気で花粉などの微細な粉塵をキャッチするコンフォートなどが発売された。

PIAAフィルター
美しいホワイトボディ ツインパワーオイルフィルター
PIAAフィルター
付加価値エアコンフィルター エアリーC

’15年にはLEDヘッドバルブを発売。
この頃から高付加価値の交換用ヘッドライトバルブはハロゲン、HIDからLEDが主流に。
PIAAはその変化をリードした。
その他、面倒な取付作業を簡単にしたコントローラーレスモデルを普及させている。

PIAALEDヘッドバルブ
ヘッドライト用バルブのLED化を主導した
PIAALEDヘッドバルブ
ヘッドライト用LEDバルブのコントローラーレス化

近年では、従来からの商品カテゴリーに加え、快適や安全といったPIAAにとって新しい分野に取り組んでいる。

わさびの抗菌・防臭効果を活用して車内空間を快適に保つ商品『わさびDe快適空間』、冬季にヘッドライトに着雪して視認性が悪化することを防ぐ融雪ヒーターなどがそれだ。

わさびDe快適空間
快適カテゴリー商品 わさびDe快適空間
ヘッド&テールライト融雪ヒーター
安全カテゴリー商品 ヘッド&テールライト融雪ヒーター

モータースポーツへの積極的関与は継続され、WRC(世界ラリー選手権)に参戦するTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamなど多くのチームをライティング、ワイパー、オイルフィルター製品などでサポート、モータースポーツを通じた製品の品質向上とファンづくりは変わることのないPIAAの重要な取り組みとなっている。

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team
’24年 TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team
YOPSHIMURA SERT Motul
’24年 YOSHIMURA SERT Motul

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